2022年03月24日
中抜き襖
藤原表具のマスコット犬 りりです。
ブログを見て頂いてありがとうございます。
襖の張替と言う事で襖をお預かりして来ました。
中抜き襖と言います。明かりを採るために障子やガラスが組み込まれた襖の事です。地域によっては源氏襖とも言います。 一般的に普通の襖の張替料金より高くなってしまいます。
このお預かりしてきた襖は通常は四隅が直角になっているのですが
この襖は四隅が丸くなっていて少し珍しいタイプの襖です。
聞いた所によると四隅が丸くなっていて切るのが大変と言う事で別料金を取る所もあるようですが、ご主人の所は従来の張替方で張替えるので勿論頂きません。縁を外して受け紙を張ってから糊を使って表紙を張る従来の浮かし張りと言う張り方で張替ました。
外側の縁は取り付けてしましましたが表と裏側を張替ました。上記は中抜き部分の縁を取り付ける前です。下記は中抜き部分の縁を取り付けた所です。
中抜きの部分を取り付けて
引手を付けたら完成です。今回のお預かりした中抜き襖はすりガラスのタイプでしたが、ガラスの部分が障子になっているタイプもあります。
引手を付けて張替が終わったので納品して来ました。
ちなみに組子の見える方が表になります。
襖の張替をお考えの方は一度是非ご相談ください。張替えると部屋が明るくなり気分も変わつていいですよ!
お問合せ、お見積り、ご相談、ご質問は、
TEL:054-625-9343
FAX:054-625-9344
e-mail :fujiwara.hyougu@gmail.com
なんでもご相談ください。
ブログを見て頂いてありがとうございます。








引手を付けて張替が終わったので納品して来ました。


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Posted by りりりり at 18:39│Comments(0)
│襖の張替