2020年07月10日
手漉き和紙工場へ
藤原表具のマスコット犬 りりです。
ブログを見て頂いてありがとうございます。
今週越前市に手漉き和紙の工場に見学に行ってきました。和紙の原料は楮(こうぞ)・三椏(みつまた)・雁皮(がんぴ)の繊維質を多く含んだ植物から作ります。手漉き工場に生えていた楮と三椏です。
原木から原料となる皮を剥ぎ取り刃物で表皮をそぎ落とし黒皮と甘皮をそぎ落とした物を白皮と言うそうです。

この白皮を水に浸し、充分に水分を吸収させ 沸騰したお湯で煮ます。煮ることで紙漉に必要な繊維質だけを取り出すそうです。
この窯に入れて煮るそうです
冷めたコウゾをザルにあけ、流水で水洗いします。この水は軟水でないとダメだそうです。超軟水を使っているそうです。
水洗いの済んだ白皮を水に浮遊させ、手作業でチリを取り除きこの作業を数回繰り返すそうです。 きれいに取り除かないと、でき上がった紙にちりが入ってしまい 紙の品質を左右する大切な作業だそうです。
チリ取りの済んだ繊維をさらに細かくほぐします。機械を使って細かくするそうです。
下記は細かくなった原料です。
この原料にトロロアオイの この粘液をトロといい トロを加えることで、和紙の特徴である流し漉きが可能になるそうです。
とろろあおいを混ぜた溶液を船(木枠とすだれからできています。)に流し込み「紙を漉く」という作業を行なうそうです。下記は紙を漉いている作業の様子です。襖紙を作っています。



下記は別の手漉き工場での様子です。
襖の表の部分柄になる模様を流し込んでいます。


その上に手で漉いた紙を重ねます

こうして何枚も重ねていくそうです。この後、水切りして徐々に水を絞り乾燥用の板に移し乾燥室に入れ熱で乾燥させ乾燥後に板からはがし、和紙の完成になるそうです。
今回はこの辺で・・この続きはまた次に・・・
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今日も網戸を張替えて納品してきました。急いでいたので
張替後の写メ撮るの忘れてしまいました。網は黒でした。
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