2021年02月18日
襖の張替
藤原表具のマスコット犬 りりです。
ブログを見て頂いてありがとうございます。
今日は先週お預かりした襖を張替たので納品して来ました。先週お預かりした襖です。
お預かりする時にこのシミ(灰汁)が気になると言っていました。
3年くらい前に張替えたそうです。安い紙を選んだからこうなったのかと聞かれて困りましたが・・持ち帰り表紙を剥がしてみるとそのまま直接表紙が張られていました。

水で表紙を濡らして直接 襖紙(表紙)の4辺だけを糊等(ボンドでを使うチェーン店もある)を付けて張ったので襖紙(表紙)に付けた水がベニヤ板に付きその水にベニヤ板の灰汁が染み出て表紙について短年でシミになって表に出てきた様です。(水張りと言う張り方でしかも簡素化した方法で張られていました。
一応 ベニヤ板に灰汁止め処理(通常はしません。)をした後 受け(茶チリ)を張り
浮かし張りと言う張り方で表紙を張りました。
表紙が乾いたら引手を取り付けて張替完了です。
ある程度 年数がたてば灰汁等が出るのは仕方がない事だとは思いますが、しっかり下処理をすれば短年でシミ(灰汁)などが出ることは無いと思います。
お問合せ、お見積り、ご相談、ご質問は、
TEL:054-625-9343
e-mail :fujiwara.hyougu@gmail.com
なんでもご相談ください。
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一応 ベニヤ板に灰汁止め処理(通常はしません。)をした後 受け(茶チリ)を張り




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